(必携)の服装、装備については必ずご持参ください。

万が一、必携の服装・装備に忘れ物や不備が確認された場合、参加をお断りさせて頂きますので、ご注意ください。

 LISでは、参加者の皆さん向けに登山装備のレンタルを行っています。是非ご活用下さい。

 

服装(必携)

アルパイン
ウェア上下
(冬山用)
雪山用のアルパインウェア上下か、スリーシーズン用のレインウェアなど、防水性のあるウェア上下をご用意ください。
レインウェアの場合、冬用の中間着を中に着込めるゆとりがあることをご確認ください。
アンダーウェア
インナーウェア
ベースレイヤーとして直接肌に触れる下着と、長袖シャツ・タイツは雪山登山に適応した保温力のある化学繊維やウール素材のものを必ずご用意下さい。
氷点下の気温では、汗で下着が濡れたままの状態は凍傷や低体温症を招き、大変危険ですので汗っかきな方は汗冷えを防ぐドライレイヤーの着用もご検討ください。
夏用の清涼素材のアンダーシャツやサポートタイツは保温力がないため適しません。
ミドルレイヤーと
防寒着

厚手のフリースジャケットなどのミドルレイヤーと、ダウンや化繊綿の防寒ジャケットをご用意ください。
ダウンなどの防寒着は夏山用ではなく、雪山用の綿量が多く保温力が高いものがオススメです

ズボン 厳冬期は冬山用の厚手の素材のパンツを推奨します。
3-4月であればタイツやアルパインウェアに保温力があればスリーシーズン用の登山用ズボンでも構いません。
手袋

素手にならなくても、食事をしたり、靴紐を結んだりすることが出来る薄手のインナーグローブと、保温性と防水性のある雪山用オーバーグローブを必ずお持ち下さい。(撥水ではなく防水性があるものがオススメです)
インナーグローブは濡れた時用に予備を1つ持参することを推奨します。また、オーバーグローブには、必ずグローブリーシュを付けて使用しましょう。

靴下 厚手の登山用のソックス。特に保温力の観点からウール素材がオススメです。予備を一足忘れずに。
帽子

顔全体を覆う目出し帽は必携です。
普通のニット帽を別に持ってくるかどうかは各自判断してください。

ネック
ウォーマー
首は皮下脂肪が少なく、体の中で熱が奪われやすい部分です。
防寒に大いに役立ちますので忘れずに。

厳冬期(1-2月)の富士山5合目、安達太良山は最低気温が-15℃程度、3-4月の安達太良山は-10℃程度、4月の富士山は0度程度になる場合があります。
さらに、風が加わると体感気温はさらに下がります。
このような気温を想定して、ウェア類のご用意をお願いします。

なお、山小屋では暖房などを利用して濡れた衣類・手袋などを乾かすことが可能です。

持ち物(必携)

登山靴 保温材の入ったワンタッチアイゼンもしくはセミワンタッチアイゼンが装着可能な雪山用登山靴をご用意ください。
雪上訓練に限って3シーズン用の革製登山靴での参加も認めていますが、必ず申し込み時に靴のモデル名をお知らせください。
事前申告なく、雪山用登山靴以外の靴でご参加になられた場合、集合時に参加を辞退して頂く場合がありますのでご承知おきください。
また、雪山用の防寒性がある靴であってもスノートレッキング用の靴でのご参加は出来ません。
フット
スパッツ
アイゼンの爪で破れないように厚手のスパッツをご用意ください。
可能であれば雪山用の前開きのスパッツが便利です。
ザック・バックパック 小屋泊まりは30-40L程度、日帰り25-30L程度をご用意ください。
雪山用のザックを用意する必要はありませんが、汗をかいても背中が蒸れないようにメッシュパネルがあり、ザックと背中の間に隙間が出来るザックは雪山では背中が冷えやすいので適していませんのでご注意ください。
ザックカバー ザックを雪の濡れから守るカバーです。
2日以上の登山では、なるべくザックが濡れないように、忘れず持参しましょう。
雪山では風で飛ばされないようにザックに固定できるカバーが必要です。
ヘッドランプ
★レンタル
あります!
夜間の照明として、また夜明け前や日没近くなった時間の行動に必ず必要です。
予備電池を忘れずに
水筒 行動中の飲み物を入れるもの。
一人1Lくらいを目安にお持ち下さい。暖かい飲み物を入れられるよう保温性のある水筒(容量500ML程度)も忘れずにご用意下さい。
昼食・行動食(おやつ) 昼食としてはパン、行動食はビスケット、ナッツ、チョコレート、ゼリー飲料、飴などを適量お持ち下さい。
山小屋でお湯をもらえるので、保温水筒を持参し、昼食や休憩時にスープや温かい飲み物を飲むのがオススメです。
雪山では寒くて長い休憩をとれない可能性があるので、コンロを使わずに調理が不要な物、箸やスプーンなどを使わずに手早く食べられるもの、低温下で凍らないもの(おにぎりは凍りやすいです)をお持ち下さい。
ビニール袋 ゴミ袋として、また、濡れては困るものの防水パック用として、大小各数枚お持ち下さい。
タオル・
手ぬぐい
2枚ほど。汗を拭いたり、首に巻いて雪焼け対策にも使えます。
ティッシュ お手洗いで使う場合もあります。
洗面用具 歯ブラシ(山では歯磨き粉なしで磨くようにしましょう)
また、山小屋では水が貴重なため、手を洗いたい、洗面をしたい時用に、ウェットティッシュがあると便利です。
健康保険証 万一に備えてお持ちください。身分証明書にもなります。
腕時計 どんなものでもOKです。濡れたり汚れたりしても大丈夫なものが良いでしょう。
携帯電話 携帯電話が通じる場合がありますので、緊急時に役立ちます。
日焼け止め
クリーム
雪山は紫外線が反射して、晴天時はとても日焼けしやすい状態になります。
無防備で登山するとヤケド状態になりますので男性の方も日焼け対策を忘れないようにしましょう。
サングラス
ゴーグル
積雪時は紫外線が強いため必須です。
目をしっかりと覆うスポーツタイプのサングラスとゴーグルを必ずご用意ください。
ゴーグルは曇り止めの処置も事前に行っておくようにお願いします。
ピッケル 雪山での滑落停止の為に使います。
スノートレッキング用の軽量なピッケルではなく、登山用のピッケルをご用意ください。
ピッケルは必ず肩掛け式のリーシュを使うか、スリングとカラビナを使って肩掛け出来るようにご準備ください。(カラビナとスリングのみのレンタルも行っています)
アイゼン
★レンタル
あります!

10本爪以上、前爪の出ているアイゼンをご用意ください。

前爪の短いハイキング用のアイゼンの使用は適しません。
靴との相性が合ったものを購入し、雪山でも手早く装着できるよう、練習をしてきて下さい。

ヘルメット
★レンタル
あります!
頭部の怪我を防ぐヘルメットです。
登山・クライミング用のヘルメットをご用意ください。
地図・
コンパス
興味のある方には、地図とコンパスの使い方を簡単にご案内します。
準備される場合は「昭文社・山と高原地図」などをご用意下さい。
使い捨て
カイロ
必要であれば。
インナーグローブを着用した状態で、立膝の姿勢で自身のアイゼンがスムーズに装着できるよう、自身のない方は事前に練習をお願いします。
また、ピッケル・アイゼン・ヘルメットなど、商品選びが難しいものは、遠慮なくご相談ください。

あると便利!な物

以下は、必携の装備ではありませんので、持参については各自でご判断ください。

トレッキング
ポール
★レンタル
あります!
脚力に不安がある方、膝・腰が弱い方は、両手に持つタイプのトレッキングポールの使用をおススメします。
雪山用の「スノーバスケット」の着用をお忘れなく!
フット
ウォーマー
・中綿パンツ
山小屋内で暖かく過ごすためグッズです。
フットウォーマー、中綿パンツ共に、大きく分けて二種類(化繊綿orダウン)あります。
寒さが苦手な方、冷え症の方などにオススメです。
宿泊する山小屋がどのくらいの気温になるのかなど、分からないことがありましたらご相談ください。
耳栓or
携帯
ミュージック
プレイヤー
山小屋での快眠グッズです。
リラックスできる音楽があると就寝時に役立ちます。周囲への音漏れに注意して使用しましょう。
防水
スタッフバック
荷物を小分けする防水袋が登山用品店で販売されています。
ビニール袋は使用時に破ける可能性があり、また消灯後の山小屋ではビニールのカサカサ音が周囲の迷惑になります。
特にデジタルカメラや携帯電話などは、気密性が高くクッション素材が内蔵されたタイプが防水・耐衝撃性があって良いでしょう。
常備薬 必要であれば。
カメラ ご自由にお持ち下さい。雨や雪に濡れないように袋やケースなどをお忘れなく。
※備考

帰路、温泉で入浴を希望される方は、最低限の下着の着替え・タオルなどの入浴セットをご用意下さい。

レンタルが可能な装備品

参加者の皆さん向けに登山装備のレンタルを行っています。

初めてのトレッキングで全ての装備を揃えるのは大変だと思いますので、是非レンタルをご活用下さい。

 

雪上技術訓練の開催予定

「ガイドツアー・講座・講習会 開催スケジュール」で確認して下さい。

また、プライベートガイド(お客様からのご依頼・ご要望に応じてオリジナルプランを企画して実施するガイドツアー)の依頼も受け付けています。